2016-01-19
1月15日、兵庫県立美術館で開催されているモランディ展に行って来ました。
展覧会などの情報に関してはかなり疎い方ですが、今回はたまたまクライアントとの
待ち合わせ場所にポスターが貼ってるという偶然が重なり、私にしては
かなり早くに情報を得る事が出来ました。
年末から楽しみにしていた展覧会、ほんとに素晴らしいものでした。
同じものを描き続けた画家の仕事、
変わらないことからの微妙な差異、本質を突き詰めていった芸術家の仕事に
感銘を受けます。
展覧会の余韻に浸りながら電車に乗っていると、
数年前に、北海道で聞いた講演会の内容を思い出しました。
それはパン屋さんの講演だったのですが、毎日毎日、同じ作業を繰り返していると
微妙な違いを感じることが出来るという話。
その微妙な違いの重要性を感じさせてくれる貴重なお話でした。
仕事はそれぞれ違いますが、本質を突き詰める姿勢がいかに重要か改めて考えさせられました。