ワイドルーム、ハタノワタルさんが壁・天井を和紙貼りしてくれた部屋で目覚めました。寝ぼけながら、ぼんやりと天井を眺めていると、和紙で包み込まれた柔らかい空間を堪能することが出来ます。和室の他にベッドルームがあるので5人家族でもゆったりと宿泊可能です。
前回の皆川明さんとの試泊の際は、ツインルームに宿泊しました。ツインルームは小さなバルコニーを持ち、より包み込まれた印象だと思います。能動的に活動した中で、自分なりに咀嚼する時間が持てるようにと設計しています。同じ風景でも開口の切り取り方でこうも空間の印象が変わるのだと実感できます。
そして、皆で作る朝ごはん。クルックフィールズのパンが非常に美味しい。
「takka」の設計を手伝ってくれたアトリエサイクルの鈴木さんが作ってくれた、生姜汁が皆の内臓に好評でした。シンプルで美味しい料理。
やはり、「cocoon」の宿泊は、1泊では短すぎるようで、次回は2泊して、同じ敷地にある中村拓志さん設計の「地中図書館」でゆっくり読書などしてみたいものです。
クルックフィールズの皆さま、ありがとうございました。