「新建築 住宅特集」特集/住宅遺産の継承
2022年12月号に掲載して頂きました。
原設計:吉村順三建築設計事務所 竣工1976年
ホームページでもまだ紹介できていないのですが、2017年から増築部、内部の解体を始めて、2019年末に竣工、少し時間をおいて杉本博司さんによる庭の作庭、ikkenは建築の設計だけでなく、空間に合わせた家具の制作が続き、現在も家具制作が継続しているというライフワークのようなプロジェクトです。施工はツキデ工務店、ヤマサキ建築事務所。大工棟梁は中野克彦さん、棟梁は長期に渡る工事を支えてくれました。「職人さんや作家さんの丁寧な手仕事が残る改修にしたい。」というクライアントの想い。クライアントの寄稿文「巡り合いの家」というタイトルにふさわしい住宅になったと思っております。是非、ご覧頂けば幸いです。
設計:ikken 設計室 吉田隆人 担当:伊藤翔悟
施工:ツキデ工務店、ヤマサキ建築事務所 山﨑龍人
大工:中野克彦、升田達哉、井上健士
左官:田中昭義左官
洗い:洗い屋 神門
造作家具:ikken 家具工房 山中清雄
置き家具、手すりなど:大西仁
暖炉:憩暖 剱持勉
照明計画:ニューライトポタリー 永冨裕幸、奈良千寿
オリジナルタイル:NOTA&design 加藤駿介、加藤佳世子
漆床:関健一
名栗床:原田銘木店
障子引手:中村友美
建具(一部):ハタノワタル
(敬称略)