模型用に拾ってきた木の枝、模型では木に見立て使用する。こうして一定方向に並べると森のようにも見える。 「木を見て森を見ず」細部に気を取られて、全体や本質が見えないことのたとえ、それとは逆に 「神は細部に宿る」という建築家ミース・ファンデルローエの言葉。 どちらも根本的には同じことを言っているように感じる、全体から細部に至るまでスケールを変化させながらモノを考えつくる、「枝を見て山を感じる」ように今年も建築や家具を丁寧に考えていきたいと思っています。