2021-08-07
大阪の羽根建築工房さんの加工場へクライアントと共に伺いました。現在、手刻みにて構造材の加工が行われています。棟梁の矢守史憲さんの美しい仕事、昨年の芦屋の住宅に続き担当してもらい非常に嬉しく思っています。継承されてきた手刻みの技術、私たちは関西の高い技術を持つ工務店さんや大工さんの恩恵を受けて、仕事をさせていただいていますが、技術継承者の不足は大変深刻になってきています。羽根建築工房さんは共感しあう工務店さんと共に「手刻み同好会」というものを立ち上げられ、技術の継承と後継者育成を行われています。羽根さんのところには、若くて志の高い大工さんたちがたくさんいます。羽根さんは、そういった大工さんたちの為の場を作っているだけだと仰っていましたが、ほんとに凄いことだなといつも感じます。11月にはイベントが開催されるようです、ご興味のある方は、「手刻み同好会」でお調べ頂ければと思います。