京都、北村美術館「四君子苑」、昨年は見逃して
しまいましたが、今年は最終日に見学することが出来ました。
建物は、戦時中に名棟梁・北村捨次郎によって建てられた棟と、
昭和38年、吉田五十八設計によって建てられた母屋からなります。
贅が尽くされた材料もさることながら、全てに意識が感じられる
建築と庭。
母屋から庭越しに見える数寄屋建築がとても美しく、
また反対側に回り、母屋の近代建築を眺めると
窓際のソファーで人が話している姿が画になります。
一年のうち、春と秋の一時期のみ公開されている「四君子苑」、
手入れの行き届いた美しい建築と庭に、とても刺激を受けました。
内部は撮影禁止となっていたので、写真は残念ながら外部のみです。