2017-10-11
大阪のippo plusさんにて開催されていた、中村友美さんの個展を観に、
今まで縁の無かった千里ニュータウンへ。
建築を勉強している方だと、必ず建築計画で勉強するあのニュータウン。
1962年~70年の高度経済成長期に出来上がり、現在は50年が経過した町と
なっています。
千里中央駅に降り立ち、グーグルで所要時間を調べると徒歩25分。かなり大回りの道を
勧めてくるのですが、公園の中を通れそうなので、千里東町公園、千里中央公園を通り
目的のギャラリーへ。
団地の中に配置された、公園を通って目的地に行く事が出来るのですが、これが今まで
経験した事の無い町で、かなりの衝撃を受けました。
帰りの列車で調べて見ると、千里ニュータウンの特徴としてあげられるのが、総面積の約21%
が公園や緑地になっているという点。建設当時は小さな木であったのが、大木になり
森の中を散歩しながら駅に辿り着くという、とても魅力的な町になっています。
また、木々の樹形がそれぞれ美しく、ススキを手にしたおじさんが歩いてたり、
子供が自転車で走り回ったりと、車と歩行者を完全に分離していることが
これほど、町の形を変えるのかと考えされられました。
身を以て、「近隣住区理論」を知りました。