2016-12-05
今年の紅葉は例年より早いようで、楽しむ前に終わってしまったなと思っていた矢先、
大山崎にある聴竹居がとても奇麗ですよと、クライアントさんより連絡を頂きました。
見学に行きたいなと思いながら、なかなか行けなかった藤井厚二氏設計の聴竹居、
連絡をいただいて一時間半後には、現地に居たので不思議な感じです。
昭和3年の建物
建築家の自邸であり、いろいろな事を実験的に行っているところを見ると、
ここまでやるのかと感心してしまいます。
子供の勉強室として使われていた読書室は、一番気持ちの良い縁側に面していて、
その先に庭、そして三川合流の雄大な景色を楽しめるようにしてあり、建築家の
暖かさを感じられる空間でした。
偶然にも、すごく良い時期に気になっていた住宅を訪れることができ、
大変勉強になった週末でした。