伊藤翔悟

1989年兵庫県神戸市生まれ、

男ばかりの3兄弟の次男として育ちました。
幼少期は畑と山、野性味あふれる犬猫に囲まれた祖父母の家で過ごす夏休みが何よりの楽しみでした。
毎シーズン、山での秘密基地作りに勤しんでいました。

小~高校生の頃は部活動に明け暮れていました。
バスケットボールが大好きでした。

大学を建築学科に決めたのは、
楽しそうに建築を語る兄の友人の影響だったと思います。

24時間営業の製図室で建築にのめり込む傍ら、
小さなシャルキュトリーでソーセージ職人としてアルバイトをしていました。
スパイスの計量や温度管理といった論理的なこと
羊腸の調子を見て、食感や料理を想像しながらプロポーションを瞬時に決める感覚的なこと
それぞれを行ったり来たり、或いは同時に考える習慣は設計と似た所があるように思います。
いきなり猟に連れて行かれたりした型破りな日々も、いまの仕事に役立っているのかもしれません。

職人に近い環境に惹かれ、現在に至ります。