重松理沙

重松理沙

Lisa Shigematsu

ikken設計室 スタッフ

1994年 神奈川県横浜市生まれ

料理は勉強中。
チャイなら淹れられます。
(インドの寝台列車で飲んだチャイが、思い出の味)

土地の歴史や文化、そこで暮らす人々の営みに興味があります。
旅先で、目的なくまちを歩きながら、
どんな暮らしがあって、どんな風につくられたまちなのか、想像をめぐらせるのが好きです。
私自身は、谷と丘の多い場所で生まれ育ったので、坂道を歩くのも好きです。

京都で暮らし始めたのは、
大学院生の頃、課題で京都のまちについて調べたことが、きっかけでした。
途方もなく長い時間と文化の蓄積を経て、
今の京都という場所がつくられていったのだということを改めて実感し、とても感動しました。

連綿と続いてきた歴史のある場所で、実際に暮らしながら働く、というのがとても魅力的なことに感じられ、
卒業後、京都の設計事務所に就職しました。

町家の改修で初めて現場の仕事を経験し、図面や模型で考えるだけでは気付けない部分があること、
それを実際にかたちにしてくれる、大工さんや職人さんの存在の大きさを知りました。
職人さんたちの丁寧な仕事の近くで仕事がしたいと思うようになり、
2022年よりikken設計室の一員として働いています。

その土地に蓄積された時間や周囲の環境との連続を感じられるような暮らしの、
きっかけになれるような建築を目指したいと思っています。