山中清雄

山中清雄

Kiyoo Yamanaka

ikken家具工房 代表
家具職人

1978 年 群馬県館林市生まれ、身長1820mm。(約一間)
男ばかりの3兄弟の三男として、兄達に可愛がられ、関東平野でのびのび育つ。
雨の日の庇の下が好きだった。
小学6年生の時に実家を増築する。
木の香り、大工さんの作業を身近で感じた。
大工さんが作業を終えた後、工事途中の自分の部屋に上がって感じた、
窓からの夕方の景色は、今でも鮮明に覚えている。
中学3年生の工作の授業で作成した作品がよい評価をもらい、自分は作ることに向いていると思い、高校は建築学科に入学する。

高校時代に、谷口吉生、槙文彦の建築に強く感銘を受ける、今考えると、当時から直線で構成される建築に惹かれ、現在も曲線のものよりも箱のように直線で構成される家具製作が得意である。高校3年の夏に挑戦したコンペで佳作に入選する。

公募推薦にて日本大学理工学部に入学、現ikken設計室の吉田と出会う、大学に入り初めての課題の評価がSという特別な評価だった為、注目されるも、その後は伸び悩む。しかしながら模型製作や図面のロッドリングという手仕事が非常に得意であった。卒業後はアルバイト、アトリエ設計事務所勤務の後、工務店に出向していた友人の提案で家具職人の道を考え始める、2008年 川越高等技術専門校 木工工芸科に入り家具職人の道を歩みだす。2009年 武田木工勤務を経て、2010~14年に阿部木工に勤務し、阿部繁文氏に師事、レミングハウスの家具などを製作。2014年 ikken 家具工房設立、同年ikken設計室を吉田が設立。休日は妻と2人の娘達とのドライブがたのしみ。